「塾を辞めてください」と勧告する勇気
こんにちは。
個人塾起業の専門家 宮本一誠です。
ある塾長から、
「授業中に私語をしたり、周りの子にちょっかいを出したりして、
授業妨害をする子がいる。どう対応したらいいか。」
という悩みを受けました。
即答です。
「退塾勧告をすべき。」
以下にその理由を書きます。
私は今までで2度、「塾を辞めてください」と勧告し、
退塾してもらったことがあります。
確かに塾は客商売です。サービス業です。
1人の生徒は年間で30万弱の授業料を納めてくれます。
「でもね!」
塾環境を乱す生徒に対する、"塾を守る"ための決断(=退塾勧告)は、
遠慮と躊躇をすると、とんでもないことになります。
ここの判断と行動は、
学校と塾の明確な違いの一つだと思います。
塾長は教育者であり、経営者です。
正しい経営判断ができないと、
・うるさい塾という親御さんのネガティブな口コミ
・本当に育てたい、勉強を頑張る子の連鎖的な退塾
・講師のストレスによる授業パフォーマンスの低下
などが起こります。
実際に起こった塾の例は何件もあります。
(私も、判断が遅ければそうなっていました)
集中して勉強できる環境を整える。
気持ち良く勉強できる環境を整える。
高い目標のもと、頑張れる環境を整える。
これらは塾長の役割です。
目先の売り上げにとらわれて、決断を先送りすることは、
塾の評価を落とし、生徒や保護者の不満も高まるので、
中期的、長期的には塾の何十万、何百万の損失になります。
個人塾開業に興味のある方は、
宮本が送る、21日間の【個人塾開業講座】を受講してください。
0コメント