「個人塾起業」という選択肢(1)

今回のテーマは、『「個人塾起業」という選択肢』についてです。

学習塾で独立しようと考えた際に、必ず2つの選択肢に迷います。

1つがFC塾、もう1つが個人塾です。


そこで今回は、

☑「個人塾起業」という選択肢について、良い面・悪い面お伝えし、

☑ある問題を解決することで、「個人塾起業」をとることが可能

だということをお伝えします。



≪個人塾起業の良い点≫

1.”志”をかたちにした教育現場の創造ができる。

 これは最大のポイントですよね。


企業で務めていた先生が独立しようと思い立った理由があるはずです。

多くは「実現したい教育のかたち」があるからじゃないでしょうか。


FC塾は他人のつくった塾の形の中で働くサラリーマンと同じです。

自己資金でハコをつくり、他人の塾運営のフレームワークの中で働く。


しかも現場で何もしないのに報酬の数十パーセントは抜かれ、

売上が上がらなければ厳しく注意されます。 


気づいているとは思いますが、

FCは企業が人的リスクを減らし、売り上げを上げる仕組みです。

その仕組みに組み込まれることを望んでいるのでしょうか?


個人塾は、塾長の”志”が詰まった教育現場です。

誰にも制約を受けず、思いのままの指導ができます。



2. 初期投資、初期費用ともに圧倒的に安い

 FC塾の場合、安くても600万程度、相場は1000万円程度です。


これだけの初期投資をして(おそらく多くの方が借金をして)、

更に売上に応じてロイヤリティーを払い続けます。

これがどれだけのリスクかわかるでしょうか。


もちろん潰れたら自己責任です。保証なんてありません。

個人塾は極端に言うと0円でも開業可能です。


私は3万円以下で開業しました。

生徒数とともに、より良い環境を整備していけばよいのです。

大きく始めるということは、それだけ大きなリスクを抱えることです。

不要なリスクは負わないに越したことはありません。



3.最初から大きく構えず、小規模から開業できる


 学習塾は会員制のビジネスです。

会員制ビジネスは成長スピードが比較的ゆっくりです。


1人また1人と塾生が増えていくので、積み重なって安定していくのです。


最初から店舗を大きく構え、綺麗に整えてしまうと、

借入をして毎月の返済に追われたり、現金なくなってしまうので、

生徒がうまく集まらないと塾を経営する体力がなくなってしまいます。


FC塾の場合、教室の規模やレイアウトに規定があるので

初期投資額はかなり大きいですが、個人塾はそうではありません。

自宅の一室からスタート、でもよくないですか?



4.塾の規模、システム、生徒数、指導科目、休み、月謝、

すべてに選択の自由がある。


個人塾のいいところは、すべて自分で選択できるところです。

規模…30人が入る教室?4人だけしか入れない教室?

システム…個別指導?集団指導?進学?補習?

生徒数…1人で把握できる60人まで?講師を雇って100人以上?

指導教科…5教科すべて?英語だけ?数学だけ?

休み…毎日?週5日?週2日から始めてみる?

月謝…1か月にいくら収入があればよいか→何人の生徒が見れるか→単価の決定

これらはすべて、「自由」。

あなたが選択し、決定することができます。



5.報酬は、成果・能力・努力によって上限がない。

 

 多くの方の独立の動機の一つに、雇われ先生であることによる、

「収入面でのフラストレーション」はあると思います。


教育の世界ではしばしば、「お金=汚いもの」とされ、

タブー視される傾向があります。


「お金は必要です」


なぜなら、

・大切な人を守る道具として

 人それぞれですが、家族、恋人、仲間…、

守りたい人を守るための道具が「お金」です。


どうして一生懸命働いて、多くの子供の人生を変えるお手伝いをして、

先生が貧乏である必要がありますか?


提供した価値の大きさ=対価としてのお金


です。何も卑しくありません。

自信をもって受け取りましょう。


・塾長が豊かな経験を積み、価値提供を大きくするための道具として

子どもに、先生として伝えられる価値は何でしょうか?


提供できる価値の大きさは、提供者の得た価値の大きさによります。

だから、塾長は常に学ぶ必要があります。


ここでいう「学ぶ」とは、机に向かって東大の問題を解けとか、

そういった座学的なことではありません。


多くの素敵な方との出会いや、

多くの素敵な環境での体験です。

これらを得るには「お金」という道具が必要です。


塾長の豊かさが、子供の豊かさにつながります。

塾長の豊かさは、「勉強を頑張った先に得られる未来」そのものになります。


さて、お金に対する"当たり前"を変えたところで、

個人塾の話に戻ります。

個人塾は、塾長の頑張りがそのまま報酬につながります。

得たいと思う明確な報酬があるのなら、たどり着くことが可能です。

ちなみに私は、塾では月200万円の報酬を得たいと思いました。


人的なリスクを抑えるため、実店舗は1教壇にし、

あとは門下生の育成に力を注ぎたいと思ったからです。

ですので、月200万円の報酬を達成しながらも、

人的なリスクはほぼ負っていません。


規模拡大に腐心するのではなく、

こういった生き方も選択できるのです。



6.人間関係のしがらみがなく、精神的に自由

 

 これも大きなポイントですね。

「付き合いたい人とだけ、付き合う」

先生もそうですし、塾生もそうです。


私たちには時間がありません。

嫌な人と付き合って、嫌な思いをしながらシゴトはしたくありませんし、

そんなことをする必要もありません。


私は、「共に学び、ともに豊かになる」

こんな想いの下、気持ちよく自分と子供の人生をマネジメントしています。



"志"を持って独立を考えている教育者へ

FCでは実現できない、個人塾開業講座はこちら


0からはじめる個人塾開業講座

「"志"を持った個人塾オーナーが横に繋がることで、日本の教育にムーブメントを起こす!」 という大きな志命のもと、志を持つ独立志向の教育者向けに、 ・"志"をかたちにした教育現場の創造 ・生徒数3桁、報酬7桁の個人塾を実現 をお手伝いすることを目的としています。

0コメント

  • 1000 / 1000